O脚を改善するためのストレッチはたくさんありますが、ここでは手軽にできるものを3つご紹介します。O脚は内ももの筋肉(内転筋)の弱化や、股関節・骨盤の歪みが関係していることが多いので、それらを意識したストレッチが効果的です。
O脚改善ストレッチ3選
1. 開脚内転筋ストレッチ(内ももを伸ばす)
内ももの筋肉を柔軟にし、O脚の原因となる股関節のねじれを改善する効果が期待できます。
やり方:
- 床に座り、両足を大きく開きます。
- 背筋を伸ばし、ゆっくりと体を前に倒していきます。
- 内ももが心地よく伸びているのを感じる場所で止まり、30秒ほどキープします。
- 呼吸を止めずに行いましょう。
2. カエルストレッチ(股関節を柔軟にする)
股関節の可動域を広げ、内旋(内側にねじれる)傾向にある股関節を正しい位置に戻すことを目指します。
やり方:
- 四つん這いになり、膝を肩幅よりも広めに開きます。
- つま先は外側に向け、かかとは内側を向くようにします。
- 股関節をゆっくりと開きながら、お尻を後ろに引いていきます。
- 股関節の内側が伸びているのを感じる場所で止まり、30秒ほどキープします。
- 腰が反りすぎないように注意しましょう。
3. 太もも裏のストレッチ(ハムストリングスを伸ばす)
O脚の原因の一つとして、太もも裏の筋肉(ハムストリングス)の硬さが挙げられることがあります。ハムストリングスを伸ばすことで、骨盤の傾きを改善し、O脚の改善に繋がる可能性があります。
やり方:
- 床に座り、片方の足をまっすぐ前に伸ばします。もう片方の足は膝を曲げて、足の裏を伸ばした足の内ももにつけます(あぐらのように組んでもOK)。
- 伸ばしている足のつま先を上に向けます。
- 背筋を伸ばしたまま、ゆっくりと体を前に倒し、伸ばした足のつま先や足首を掴むようにします。
- 太ももの裏が伸びているのを感じる場所で止まり、30秒ほどキープします。
- 反対の足も同様に行います。
ポイント:
- 毎日継続する: ストレッチは継続することが大切です。
- 無理のない範囲で: 痛みを感じるまで無理に伸ばすのは避けましょう。心地よい範囲で行ってください。
- 姿勢を意識する: 日常生活での立ち方や座り方、歩き方もO脚に影響します。意識して改善することも重要です。
- 専門家への相談: O脚の程度や原因によっては、専門家(整形外科医、理学療法士など)に相談することをおすすめします。
これらのストレッチを参考に、ぜひO脚改善に取り組んでみてくださいね。