東灘区・御影で根本改善なら「神戸かんねん整体」

変形性膝関節症で膝の痛みに悩む方にとって、歩き方を工夫することは、痛みを和らげ、症状の進行を防ぐために非常に重要です。

膝への負担を減らす正しい歩き方

  1. 姿勢を正す

    • 背筋を伸ばし、胸を張るように意識しましょう。

    • 視線は足元ではなく、数メートル前を見るようにします。

    • 猫背や反り腰は膝に余計な負担をかけるので避けましょう。

  2. かかとから着地し、スムーズに重心を移動させる

    • まず、かかとから地面に着地し、次に足の裏全体、最後に親指の付け根で地面を蹴り出すように歩きましょう(ローリング歩行)。

    • ドスンと足裏全体で着地したり、つま先から着地したりすると、膝に強い衝撃が加わります。

  3. 歩幅を狭くする

    • 大股で歩くと膝が大きく伸び、負担がかかりやすくなります。

    • 歩幅は靴1足分くらいを目安に、小刻みにリズムよく歩くのがおすすめです。

  4. 膝の向きを意識する

    • 膝とつま先が常に同じ方向を向くように意識しましょう。

    • 内股やガニ股で歩くと、膝にねじれの力が加わり、軟骨や半月板にダメージを与えやすくなります。

  5. 痛みのない範囲で歩く

    • 「少し痛むけれど、歩けば治るだろう」と無理を続けるのは禁物です。

    • 痛みを感じたらすぐに休憩するか、歩くのをやめましょう。

杖の選び方と使い方

杖は、膝にかかる体重を分散させ、痛みを和らげるための有効なツールです。

  1. 持つ手22328029

    • 痛む膝と反対側の手で持つのが基本です。

    • これにより、体重が分散され、痛む膝にかかる負担が軽減されます。

  2. 適切な長さ

    • 杖の長さは、身長÷2+2〜3cmが目安とされています。23158811

    • 杖を地面につき、軽く肘を曲げた状態で、グリップが手首の骨の出っ張り(大転子)の高さに来るのが理想的です。

    • 短すぎると前傾姿勢になり、長すぎると逆に不安定になるため、自分に合った長さに調整することが重要です。

  3. 杖の種類

    • 一本杖(T字杖):最も一般的で、歩行のふらつきを抑えたい方におすすめです。軽量なアルミ製やカーボン製が多く、握りやすいグリップを選ぶと良いでしょう。22174982

    • 多点杖(四点杖):地面に接する部分が4つに分かれており、一本杖よりも安定性が高いのが特徴です。筋力が低下している方や、より安定した歩行を求める方に向いています。

杖を選ぶ際は、実際に手に取って重さや握りやすさを確認し、自分の身長に合わせて調整できるものを選ぶと安心です。専門の医療機関や介護用品店で相談すると、より自分に合った杖を見つけられます。

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