脊柱管狭窄症とは?
脊柱管狭窄症
2018年12月14日
脊柱管狭窄症とは?
こんにちは。神戸市東灘区御影 腰痛専門院 閑念整骨院 院長のかんねんです。
最近TVなどでもよく聞く「脊柱管狭窄症」について解説したいと思います。
脊柱管狭窄症とは、背骨にある椎孔や椎間孔等が脊柱の歪みや黄色靭帯の肥厚、椎間板ヘルニア、腰椎分離症などの要因によって狭くなりその中を通っている馬尾神経や神経根を圧迫し、脳脊髄液や血液、リンパ液の循環不良により神経に腫れが生じ痛みやしびれ、筋力低下、知覚の鈍麻などの症状を引き起こします。
馬尾神経を圧迫する中心型狭窄症と神経根を圧迫する外側型狭窄症とに分けられます。
左の写真の赤線部分で狭窄が起きています。腰を反らすことでより狭くなり痛みやしびれ等が生じます。
右の写真は正常な状態で狭くなっている箇所はみられません。
脊柱管狭窄症の症状はどんなの?
脊柱管狭窄症の特徴的な症状は間欠性跛行(かんけつせいはこう)です。数十メートルから数百メートル歩くとお尻や足に痛みやしびれ等が生じます。腰を丸めたり、数分休憩したりすると症状は治まりまた歩けるようになります。
①中心型狭窄症では 上記の間欠性波跛行がよく見られます
②外側型狭窄症では 片方の足への痛みやしびれ、筋力低下が良く見られます。
症状
・立っている姿勢や歩行時のお尻や足の痛み
・お尻から足にかけての筋力低下
・排尿障害
最初は片方の足に症状があらわれ、両足へと広がり、重症度が増すにつれて筋力低下、歩行困難、排尿障害を引き起こすこともあります。
脊柱管狭窄症になる原因は?
多くは加齢によっておこります。
椎間板の劣化、背骨をつないでいる靭帯が分厚くなる(肥厚)、背骨の変形など老化現象が原因となることが多いです。
またそれ以外にも、腰への負担の大きい姿勢や動作を繰り返していたり、交通事故やスポーツでのケガなどによって腰に強い外力が加わり骨折などで背骨の位置がずれるために起こるもの。骨粗鬆症による圧迫骨折によっても脊柱管狭窄症を発症する事あります。
どこで検査や診断をしてもらえばよいのか?
脊柱管狭窄症の診断は、レントゲンやMRI、脊髄造影などでの画像をもとに医師が診断します。
どこの骨がどのくらい狭くなっているのか、骨の変形や、神経の圧迫度合いなども画像から確認できるので、整形外科を受診してください。
治療はどうすればよいの?
治療方法は
・保存療法
・手術療法
があります。
・保存療法は、鎮痛剤等を用いた薬物療法、コルセット等の装具による固定、神経ブロック注射、運動療法等となります。
当院で行う施術も保存療法の一環です。背骨、骨盤の歪みを整え腰への負担がかからない姿勢へと矯正していきます。
それにより、症状が再発しにくい身体へと変えていきますので、症状を繰り返すことはありません。
・手術療法は保存療法でも改善しない場合や、排尿障害などの神経症状がきつい場合に行われることがあります。
代表的なものは、背中から骨を削り肥厚した靭帯や狭窄の原因となるものを摘出する手術です。
それ以外に背骨を固定する固定術などが行われます。
個人的には酷い排尿障害や歩行困難、日常生活へ著しく支障が生じる状態でないかぎり、保存療法での改善をおすすめします。
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